古いものが好きです。

見た目や佇まいだけでなく、その物が持っている歴史を知り、ストーリーを想像する事に心がときめきます。

今回は、「こんな鏡があったらな」という願望を形にしてみました。

使った生地は、昭和のコーヒーカップを連想させる色柄に一目惚れした名もなきハギレ。

表紙も、内布も、鏡面も、全て一枚の布から取っています。

柄が横方向に連なっていて、どこをどのように切り取るかで印象が大きく変わる、とても面白いこの生地。

なかなかハサミを入れられずに何年も温存して、今日、やっと相応しい作品に仕上げる事ができました。

窓枠はやっぱりオーバル型一択!

これだけでヴィンテージ感がぐんと増すように思います。

今日はミモザの日だったので、鏡にはミモザを写り込ませてみました。

大好きが詰まったこの作品。

大切に使いたいと思います。

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